店長ブログ

沈船回収

1年のうちで一番潮が引く時期ってご存知ですか?それは、冬の夜間が多いんです。干満の差が大きいのは大潮の時で、夏と思われてるかと思いますが・・・引き潮(水位が下がるの)は冬の方が大きいのです。

そこでたまに起こる不幸な「船底に穴が開いて沈んでしまう」現象です。
川べりに船が停泊している光景をよく見かけますが、普段は何ともなくても冬の深夜潮が引いて川が完全に干上がってしまい、川底にあった岩や足場用鉄パイプが船に突き刺さり穴が開いて徐々に浸水し、ついにはひっくり返ってしまう。

こうなると、エンジンも何もかも水没してしまって廃棄処分しかなくなります。

さて、これをそのまま放置しておくと、管理している自治体から撤去するように勧告があり、あるいは処分後に費用を請求されます。マナー的にもアウトですね。しかし、回収は容易にはいかないことが多いのです。

まだ浮かんでいれば船で引っ張っていってユニック付きトラックで引き上げることも可能ですが、完全に水没してしまってたりしたら、時間の経過とともに砂に埋まってしまい益々回収が困難になります。

ですから、なるべく速やかにクレーンで引き上げる必要があります。

船の重さは大きさによって違いますが、20フィート程度なら1トン弱、ユニック付きトラックで岸壁につけてギリギリ3mが限界。これ以上離れているとラフタークレーンの出場となります。

25t吊りで数十m?、ですが水船状態ですから重いので場合によってはその上の50tクラスが必要になるかもしれません。ブーム長と作業半径で吊れる限界が分かります。例:KATO KR-50H-L2

費用は自分で操作できればレンタルという手もありますが操作するには資格が必要なことは言うまでもありませんが、経験が不足している思わぬ事故にあいますので業者に依頼してしまった方がいいでしょう。

レンタルの相場としては25tクラスで5万+運搬費4万程度。

近くに重機を保有している業者があればオペレーター付きで50tクラスを10万程度でお願いできるかもしれません。